事例一覧

CASE 01

製造業 | 従業員数:約120名

熟練技術の見える化と、
生産性向上を支援

  • しぼる
  • すすめる
  • 業務可視化
  • 教育設計

技能の承継と現場改善を、別々の課題として扱わない。どこに負担と判断が集まっているかを一緒に確かめ、現場が続けられる小さな検証から始めました。

製造現場で改善について話し合う担当者
相談前の状況
技能が一部の熟練者に集中し、現場ごとの改善活動も続きにくい状態だった。
アルゴラが担ったこと
業務と技能の棚卸し、優先課題の整理から、小さな検証の実施までを伴走した。
起きた変化・現在地
引き継ぐべき技能と改善テーマが見える形になり、現場主体の検証が始まった。

相談前の状況

長く現場を支えてきた熟練者がいる一方で、作業のコツや異常への対応は、一人ひとりの経験と感覚に頼る部分が残っていました。日々の生産で手いっぱいになり、引き継ぎのための整理や改善活動は、必要だと分かっていても後回しになりがちでした。

「標準化したい」では広すぎる。まず、どの作業と判断から手をつけるかを決める必要がありました。

何をしぼったか

すべての技能を一度に記録するのではなく、生産への影響と引き継ぎの難しさから優先順位をつけました。そのうえで、最初の対象を一つの工程に絞り、熟練者の動きだけでなく、どこを見て判断しているかまで確かめることにしました。

優先順位を決めるための観点

  • 生産への影響が大きいか
  • 判断が特定の人に集中しているか
  • 小さく試し、続けられるか

一緒に取り組んだこと

現在地を把握する

管理者と現場メンバーから話を聞き、工程、役割、情報の流れを確認しました。

技能と判断を棚卸しする

手順に現れる動きと、異常時に使っている判断の手がかりを分けて整理しました。

引き継ぎ方を試す

整理した内容を実際の作業で使い、分かりにくい点や足りない情報を確かめました。

現場で続く形に整える

更新する人と時期を決め、改善テーマとともに見直せる運用へつなげました。

公開可能な過程・作成物

案件の目的と社内体制に合わせて、対話と検証に必要なものを作成しました。資料の納品自体を目的にせず、現場の人が判断と更新を続けられる形にしています。

工程と技能のマップ

工程と、そこで必要になる技能・判断を対応させました。

優先順位の整理

影響の大きさと引き継ぎの難しさから、取り組む順序を整理しました。

引き継ぎ方の試作

現場で使いながら、更新し続けられる形を探りました。

起きた変化・現在地

「熟練技術を伝える」という大きなテーマが、対象と順番のある取り組みに変わりました。現場では、引き継ぐべき技能と、あわせて改善すべき業務が共通の言葉で話され始めています。

次は、最初の検証で得た気づきを反映しながら、現場主体で更新できる範囲を広げていきます。

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